<ふぐは 食 いたし 命 は 惜 しし>
外 国 人 (にとって・は・の) 不 思 議 なことの 一 つに、 命 (の・が・に) 関 わるかもしれないと 言 われているふぐ 料 理 (が・を・の) 好 む 日 本 人 が 非 常 に 多 いということ(が・は・で)ある。それも、 猛 烈 な 毒 を 持 った 虎 ふぐの 消 費 量 は 毎 年 数 十 万 トン(へ・もに・にも) 及 ぶという。しかし、それ(と・で・に) 同 時 に、ふぐ 中 毒 (で・から・に) 死 ぬ 人 の 数 も 毎 年 百人 (から・で・は) 下 らない。 人 間 国 宝 (に・を・が)まで 指定 された 歌舞伎俳優 の 板 東 三 津 伍 朗 が 新 春 顔 見 せの 後 、 京都 、 木 屋 町 の 料 亭 (で・に・は) 虎 ふぐを 食 べて 亡 くなった 話 は 余 りにも 有 名 である。 東 京 、 大 阪 、 京都 (など・も・@)の 大都市 、あるいは「ふぐのメッカ」と 言 われている 下関 には、 昔 から 何 代 (だけ・も・@) 続 くふぐ 料 理 の 老舗 がたくさんある。このような 日 本 人 のふぐ 好 きには 外 国 (にも・へも・も)よく 知 られており、アメリカの 地理学会誌 (にも・へも・も) 数 年 前 に 大 きく 取 り 上 げられたことがある。
それでは、 何 <が> 動 機 として 日 本 人 はこのように 危 ない 目 <に>してまでふぐの 味 を 追 い 求 めるのであろうか。いわゆるふぐ 通 と 言 われる 人 <が>よると、しびれるほど 毒 (を) 回 ってきた 時 に 初 めてふぐの 本 当 の 味 <を>わかるという。つまり、 危 なければあぶない<ぐらい>おいしいということであろうか。しかし、ふぐ 博士 ( ) 知 られる 北 浜 喜 一 氏 は、そう 都合 よくふぐの 毒 ( )もって 舌 がしびれるようなことはなく、ふぐ 中 毒 はその 症 状 の 軽 い 重 い( ) 関 わらず 不快 極 まり 無 いものだと 断 言 する。 従 って、むしろ、ふぐのあっさりした 味 とプリプリした 皮 の 持 つ 舌 触 り、 刺身 から 雑 炊 ( )いたるまで 様 々 な 形 の 料 理 として 楽 しめる、いわば、 一 口 ( )は 言 い 表 せない 味 ( ) 日 本 人 は 引 かれるのではないかということだ。つまり、 未 知 のものの 真 の 姿 を 探 し 求 めよう( )する 科学者 、あるいは、 探 検 家 の 持 つ 動 機 ( ) 通 じるものと 言 えるわけだ。と 言 っても、ふぐ 料 理 を 愛 する 人 達 がみんな 死 を 覚悟 ( ) 真 の 味 を 究 明 しようとしているとは 決 して 言 えないであろうが。
*あっさりした:담박한 ぷりぷりした:부드러우면서 탄력이 있어 보이는 모양, 뽀들뽀들,포동포동 舌 触 り:감칠맛 雑 炊 :죽, 채소나 어패류를 잘게 설어 넣은 것 河 豚 :복
출처 : 다이야몬드
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