米韓軍事演習終了

샬롬

 

米韓軍事演習終了 成果を強調

12月1日 18時41分

北朝鮮による韓国・ヨンピョン島への砲撃のあと、朝鮮半島西側の黄海で行われてきた韓国とアメリカの合同軍事演習は、１日、４日間の日程を終了し、韓国軍は、北朝鮮に対して、さらなる挑発には断固として対応するという強い意志を示すことができたと成果を強調しました。

アメリカの原子力空母「ジョージ・ワシントン」も参加して、先月２８日から朝鮮半島西側の黄海で行われてきた韓国軍とアメリカ軍の合同軍事演習は、１日午後２時ごろに終了しました。４日間にわたる今回の演習では、韓国の領海や領空に侵入した敵を迎え撃つ訓練に加えて、大量破壊兵器を積んでいるとみられる船舶を、米韓の護衛艦や哨戒艦が取り囲み、立ち入り検査をする訓練も初めて行われました。演習終了後、韓国軍は「北朝鮮の挑発には断固として対応する、米韓両国の強い意志を示すことができた」と成果を強調するとともに、早ければ年内にも、再びアメリカ軍と合同軍事演習を行う方向で調整を始めたことを明らかにしました。また、イ・ミョンバク大統領は、１日に開かれた外交や安全保障の専門家との会合で、「中国との対話を重ね、信頼関係を強化しなければならない」と述べ、北朝鮮に一定の影響力を持つ中国への働きかけを続ける考えを示しました。一方、北朝鮮の砲撃を受けたヨンピョン島は、現在、軍の統制区域に指定されており、兵士が検問を強化するとともに、軍事施設への接近を厳しく制限しています。韓国軍は、海上の境界線近くの別の島を含む全国２９か所で、今月６日から砲撃訓練を行う予定で、当面は最高レベルの警戒態勢を維持することにしています。

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