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東～北日本 激しい雨のおそれ

12月3日 6時58分

発達中の低気圧の影響で東海や関東では風が強まり、局地的に激しい雨が降っています。東日本と北日本では３日夜にかけて非常に強い風が吹き、局地的に雷や突風を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。

気象庁によりますと、日本海にある発達中の低気圧と前線の影響で、東日本と北日本で大気の状態が不安定になっていて、東海と関東では風が強まり、局地的に激しい雨が降っています。午前６時までの１時間には、静岡空港で３８．５ミリ、静岡市で３６ミリの激しい雨を観測しました。また、伊豆諸島の三宅島の坪田では、午前６時前に２６．７メートルの最大瞬間風速を観測しました。低気圧はこのあと急速に発達しながら北東へ進み、３日は東日本と北日本を中心に風が非常に強く吹く見込みです。最大風速は、▽東日本と北日本の陸上で１８メートルから２３メートル、▽海上で２２メートルから２５メートルに達し、北日本と北陸の沿岸では波の高さが７メートルの大しけになると予想されています。また、西日本では、上空の寒気の影響で３日夜にかけて西よりの風が強い状態が続くほか、午後には黄砂が観測される見込みで、視界が悪くなるおそれがあります。低気圧と前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、東日本と北日本の広い範囲で大気の状態が不安定になる見込みで、▽東海ではこのあと数時間、▽関東では３日昼前まで、▽北陸と北日本では３日夜にかけて、局地的に雷や突風を伴い１時間に４０ミリから６０ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。４日朝までに降る雨の量は、▽北海道で２００ミリ、▽東北で１５０ミリ、▽北陸で１００ミリなどと予想されています。気象庁は、強い風や高波、川の増水、それに落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。

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